(おすすめ)旅をして、カメラをとらず、詩を書いた。

私は、旅したときに、詩を書く

それは、よりしっかりと旅を思い出せるように

旅にでたとき、私は
「この旅した場所を残しておきたい」と写真を沢山とっていた。

そして、見返してみると
「なんだか、違うなぁ」と思うことがよくあった。

さらに私は、写真をとるのに必死で、どんな場所を旅したのかをハッキリと思い出せなかった。
不思議な話だ。沢山写真を撮っているのに。

そのことがあって私は、どこにいっても写真を撮らないことにした。
撮らずに、目で肌でその場所を覚えることにした。

これは良かった。

ありありと思い出せるようになった。
私は、長いことそれを続けた。

「カメラなんか撮るもんじゃない」
そんなことを友人に話していた。

今は、そんなこと思わなくなったけど。

どうして、また思いが変わったのか。

ある旅の途中。
私は鈍行列車に揺られながらいると、
詩が心のなかから溢れてくるのを感じた。
私は、その場の空気やその時の思いを詩にのせた。

今、その詩をみると
あのとき、列車に揺られている私がありありと感じられる。そこには私の感情があり、空気があった。

そして、気づいた。
私は、カメラで「思い」をとらえようとしていなかったのだ。
それでは、思い出などじゃない
旅行会社のパンフレットと同じだ。

私は、今、カメラをとるとき、
詩を書くときと同じように
私の「目線」「思い」を入れる。

すると、下手なりに笑えるものになってきた。

そして、思いがけない効果があった。
カメラも詩も書かないで旅を記憶していたときは、少したつと当然ながら「記憶してるもの」しか思い出せない。
けど、カメラや詩なんかで記録すると、
「そうだった、こんなところいったな」と
新鮮なものを感じられることがある。

皆さんもぜひ、あなたなりの写真を撮ってください。
わたしはそれがみてみたい。