聞いた話じゃ、感情を一定に保てば生きやすくなるらしい

感情の浮き沈みが激しすぎる

じゃじゃ馬ならしている気分

手におえない

聞いた。

「一番いいのは、感情を一定に保つことだ」って

でも、一定に保てる気なんかしない

 

嬉しいことがあれば、最高にハイになりたい

爆音ヘッドフォンで喜びを爆発させたい

体をくねらせまくって、喜びのビートを体で表現する夜だってある

外からみれば、カーテンの人影がいやらしくうねって、まるで悪魔の踊りに見えるだろう

そんなことおかまいなしに、誰にみられてもいいくらい浸るんだ

そんな風に表現したいほどの喜びを感じるときがあるんだ

感情を一定に保つってことは、それを我慢しなくちゃいけないのか

そんなこと我慢して、生きてく人生どうなんだ、神様

 

わかってる、欲を捨てればいい

欲なんかあるから、夢追いかけて、失敗して自分が嫌いになる

 

「なんてダメなんだ」

「これはもうだめだ。人生の終わりだ」

 

そんな言葉が幻聴のように聞こえるようになる

わかってるんだよ

感情を一定に保てばいいってことくらい、知ってる

ただいくら聞いても、骨身にしみる気がまったくしない

 

わかってるよ、アドラー

トラウマなんてこの世にないってことくらい

捨てれば、生きやすくなるってことくらい

ただ捨てられない過去ってのがある

捨てれば生きやすいってこともわかってる

でも、持ってないとバランスが保てない

それをずっと持って生きてきた

トラウマのない人生なんて、知らないから

想像するのが、恐ろしい

 

素晴らしい言葉ばっかり教えてくれる神様

でも、それができない。悪い俺にはできない

電流でも流して、性格変えられるなら、そうしてほしい

そのほうが幸せなんだろう、罪のないキリストみたいになれるのだろう

なんでやらないんだ、神様

雷ひんぱんに落とすくせに、俺の俺の脳みそに落とさない

死んだっていい

それはそれでいい気がしてきた

そのくらいしないと、喜びの味を忘れられそうにない

感情を敏感にして、喜びを心と体で感じようとしてしまう

だから、落ちる、頭から垂直に

 

 

おわり