言葉と概念

我々は言葉がなければ、感情を表現できない。
形容する言葉を持たない新しい形のものは、
批判という誰にでも出来る言葉で語られてしまう。
我々は、そのようなことをさせないためにも、
言葉を作らなければならない。
ファウスト」であったように
と言えば、そこにはこの文字だけで、
幾千もの言葉をつづった小説と同じような
一つのイメージを与えることができる。
(それは小説を知っているものにだけ与えられるが、言葉というものは元々そういうものだろう)
だから、新たな概念というものを
我々は、芸術によって作りだし、
「~~のようだね」と言ってもらうことで、
それを形容する言葉を作りだし、
それを認められる世界にするのである。

だから、我々の仕事は重要なものをもっていると思う。
いつかは、その新たな概念に気づくこともあるが
それを早めることができるというのは
何千何万の子供たちを救うことになるのではないかと
私は思うのです。