つれづれと私

帰り道を街灯が照らしている。

この道は、誰かが何度も通った道なのだ。

私の歩く道は、ほとんど全て誰かの通った道。

ならば、そこに意味を見せるには、

これまでの通ってきた道の違いを、歩き方でみせなければ。

 

全てのことを知りたい。

どれから手を付けていいのかわからない。

全部、好きなのだ。

 

何かを相談されたとき、

相手の言葉によって、こちらの話す言葉を変える。

「お金が大事だよね」と言われれば、

「お金も大事だけど、それだけじゃないよ」と言う。

けど、心の中では、お金が大事だとも思っている。

口が一つしかないから、伝えることのできる思いが一つになってしまうだけで

本当はどちらも伝えたい。

どちらか一方にかたよっては、どんなものもバランスを崩すと思っている。

だから、人の相談に乗るのは難しい。同時に音を二つ出せればいいのに。

 

手が寒さで動かない。

だから、動きが鈍くなり、執筆の精神も停滞する。

手だけは、夏のやわらかさが欲しい。