無知という知

若い人というのはファンタジー的な思想のあるものだ。
自分の住んでいる土地のことではなく、よその土地のことをもってきて
「こうすればいいんじゃないか」という風に話す。
「だから昔ながらの人とは話が合わない」と話す。
だが、実際それは机上の空論であり、実践できない。
が、それが重要なのではないかと思う。
既存の「これはこうだ」という価値観を揺るがす価値観。
無知こそが、新たな世界を作り出すのである。
無理なものをもってきて「じゃあ、どこまでは吸収できそうか」と考える。
それによって新たなものが生み出される。
年を取るとある種、無知ではなくなり生きている環境に納得していくことになる。
それは素晴らしいことだ。試行錯誤し納得できるものを生み出してきたということ。
しかし、それを若者に強要してはいけない。
無知も、一つの知なのかもしれない。