さまよう心

世界は自由の名を使い、俺たちを縛る。

俺たちは、自由だと勘違いしてる。

名前だけ与えられ、本当はそこには何もないってこと気づいてる。

年上の男たちは、まだ年をきざみたくなくて、俺たちの世代をうろついて金と力にもの

をいわせ、俺たちの遊びをうばっていく。

好きにすればいいと権利を与えてくれてるが、選べるものは一つしかない。それを選ば

なければ死んでしまう。それが自由だっていえるのか。

人を信じるのはやめよう。愛する人が逃げられる秘密基地を作るんだ。

俺たちの命は短い。

その事実を知りたくなくて、朝まで欲望に身を任せ、心をすり減らしていく。

この人の多い世界じゃ星空すらみえない。

照らすのは俺たちを監視する明かり。

おいしいものを食べる。それだけが世界への反抗。

不安におびえながら助けを求める。

そんな眼じゃ、本当に必要な人をみつけだせない。

いくら夢に逃げても現実はいつか夢においついて、眠れぬ日々がくるだろう。

生きるために偏見を手に入れてきた。

けれど、その偏見も体に合わなくなってきた。

昔救われた考えを、恐怖と共に捨て去るときが来たのかもしれない。